概要
この記事では、Windows 10 の小技や機能について紹介します。
◇画面の写真 (スクリーンショット) を撮る方法
◇スタートアップにアプリを設定する方法
◇ 『付箋』 → 『Sticky Notes』 へ
◇エクスプローラーで "最近使ったファイル" や "よく使うフォルダー" をクイックアクセスへ表示しない方法。参照先の変更方法。
◇『シャットダウン』 と 『再起動』 の違い。使い分け方法について
◇Internet Explorer の「Microsoft Edge を開く」ボタンの表示/非表示の変更方法
◇よく使う設定項目は「スタート」タイルに追加しよう
◇各種設定をまとめて閲覧できる「ゴッドモード」
詳細
◇画面の写真 (スクリーンショット) を撮る方法
スクリーンショットを撮るにはいくつか方法があります。
撮影したい状況に応じて、使い分けてみてください。
・Snipping Tool で撮影する方法
画面の一部を撮影したい場合にお勧めです。
1. スタート メニューを開き、「Snipping Tool」 と入力し、[Snipping Tool] を選択します。
2. ツールが起動したら [新規作成 (N)] を選択して、ドラッグ & ドロップで撮影したい箇所を指定します。
< 参考ページ >
Snipping Tool を使ってスクリーン ショットをキャプチャする
・ショートカットキー 「Windows キー」+ 「PrintScreen キー」 で撮影する方法
表示されている画面のすべてや広い範囲の撮影にお勧めです。
(※ PrintScreen キーがない一部のノート PC やその他のデバイスでは、別のキーの組み合わせを使ってスクリーンショットを撮影する場合があります。)
1. 撮りたい画面が表示されている状態で 「Windows キー」+ 「PrintScreen キー」 を同時押しする。
2. "ピクチャ" フォルダー内の "スクリーンショット" フォルダーに撮影されたファイルが保存されます。
・ショートカットキー「Windows キー」+「Shift」+「S」キーで画面を切り取ってクリップボードにコピーする方法
画面の一部を撮影したい場合にお勧めです。
バージョン 1703 (Creators Update) 以降、 Windows キー + Shift + S で画面の切り取りとクリップボードへのコピーが簡単に行えます。
また、バージョン 1809 (October 2018 Update) では、「切り取り領域とスケッチ」アプリが起動し、より便利にご利用頂けます。
◇スタートアップにアプリを設定する方法
スタートアップへ登録することにより、PC 起動時に自動でアプリが起動します。
毎日使うアプリが決まっている場合は、設定しておくと起動する手間が省けます。
1. スタートアップ フォルダーを開く
エクスプローラーのアドレス欄をクリックし、以下の文字列を文字列を貼り付けて Enter。
%appdata%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
2. すべてのアプリやプログラムが保存されている場所からアプリのショートカットをフォルダー内に作成する。
◇ 『付箋』 → 『Sticky Notes』 へ
Windows 10 バージョン 1607 で従来の 『付箋』 アプリは、『Sticky Notes』 に名称が変わりました。
すべてのアプリや検索時は 『Sticky Notes』 で探してみてください。
また、Sticky Notes 3.0 からデバイス間でのメモの同期などの機能も利用できるようになりました。
詳しくはこちら (http://answers.microsoft.com/thread/1d6c3655-d612-4ab1-8380-2c53638b70f8)
◇エクスプローラーで "最近使ったファイル" や "よく使うフォルダー" をクイックアクセスへ表示しない方法。また、参照先の変更方法。
Windows 10 では既定でクイック アクセスが有効になっており、そこから過去に開いたファイルやフォルダーが表示されるようになりました。
他人に PC の画面を見せる場合など、ファイルやフォルダー名が見えてしまうと困る場合は以下の設定を変更することで表示しないようにすることもできます。
また、エクスプローラーを開いた時に "クイック アクセス" ではなく従来のような "PC" を参照するように設定することも可能です。
※ こちらもご覧ください
◇『シャットダウン』 と 『再起動』 の違い。使い分け方法について
Windows 10 では、高速スタートアップが既定で有効になっています。
高速スタートアップとは、シャットダウン時にシステム情報をファイルに保存することで、シャットダウン後にすばやく起動するための機能です。
したがって、PC をシャットダウンした後に再び起動すると、Windows は前回のシステム情報を使って PC を再開します。
しかし、保存されたデータが読み込まれることで問題が起きてしまったり、ハードウェアの換装や増設を行った場合に正しく認識しなかったりすることがあります。
その場合、シャットダウンではなく再起動を行うことで改善されることがあります。
◇Internet Explorer の「Microsoft Edge を開く」ボタンの表示/非表示の変更方法
バージョン 1703 (Creators Update) 以降、Internet Explorer 11 に「Microsoft Edgeを開く」ボタンが追加されました。
表示/非表示を変更したい場合は、「インターネット オプション」の「詳細」タブを開き、「Microsoft Edgeを開くボタン([新しいタブ] ボタンの隣) を非表示にする」のチェックを変更します。
◇よく使う設定項目は「スタート」タイルに追加しよう
「設定」にある項目も「スタート」メニューのタイルに追加することができます。
追加したい項目を右クリックすると「スタートにピン留めする」というメニューが表示されるので、よく使う項目は設定しておくと便利です。
◇各種設定をまとめて閲覧できる「ゴッドモード」
Windows の各種設定をまとめて閲覧することのできる「ゴッドモード」。
新規フォルダーを作成し、フォルダー名を「GodMode.{ED7BA470-8E54-465E-825C-99712043E01C}」にします。(「GodMode」の部分は任意の名前に変更できます)
作ったフォルダーを開くとまとめて閲覧することができます。