【800F0826】【80070005】windows7 windows updateが失敗を繰り返す

Windows Update は、今年になってから不具合続きで、特に３月以降の更新プログラムには多くの不具合があり、その不具合を修正するプログラムにも不具合があるなど混乱した状態です。

多くの不具合は解消されてきていますが、３月以降解決していないのが「Streaming Single Instructions Multiple Data (SIMD) 拡張機能2 (SSE2) をサポートしていないコンピューターでSTOP エラーが発生する」という問題です。

　　　　　2018 年3 月14 日- KB4088875

　　　　　2018 年5 月9 日- KB4103718

かなり古いPC（CPUがPentium III・Athlon XP以前のもの）の場合は、マイクロソフトが解決策を出すまでは更新プログラムを非表示にして対処するしかないかもしれません。

下のスレッドを参考にしてください。

なお。「回答」の枠の外（最下段）に表示されている「返信（○○）」をクリックして全ての返信を見れば参考になる情報が見つかるかもしれません。

　　　　　04/11のWindowsUpdate後再起動を繰り返す

更新プログラムの不具合とは関係がない問題があるとすれば、Windows Updateが出来ない場合の一般的な対処法を下のスレッド（２つ目の返信）【Windows Update 不具合の一般的な対処法】に投稿していますので参考にしてください。

　　　　　Windows 7 ：Windows Updateに不具合がある場合の対処法

なお、上のスレッドで書いてある「Microsoft Update カタログ」からのダウンロードについては次の点で注意が必要かもしれません。

【KB4103718】：

４月以降の月例更新ファイルをダウンロードすると、通常の更新プログラム（msuファイル）の他に［pciclearstalecache・・］という実行（exeファイル）もダウンロードされます。

これを適用する必要がるのか、あるとすれば適用の順番があるかなどについてよく分からないのですが、どうやら３月以降の更新で起きるネットワーク設定のトラブルを防止するためのファイルのようです（あくまで推測で間違っているかもしれません）。

わたしは、３月以降更新を控えていましたが、５月更については［pciclearstalecache・・］実行（exeファイル）を適用せず、通常の更新プログラム（msuファイル）だけを適用（更新）しましたが問題なく更新できました。

≪情報１：

2018年4月のセキュリティ・ロールアップが実行される際、KB4099950を自動的にダウロードして実行するが、元のIPが飛ばない様に事前にもう1つ有った実行ファイルをciclearstalecache.exeを実行する。このパッチを次の順で適用する。

①pciclearstalecache.exe　現在のIPアドレスをピン留め

②KB4099950　pciclearstalecache.exeの後に実行する事で本領発揮

③KB4088878　2018年3月度のセキュリティ単独

④以降KB4100480やKB4099467等のバグ修正パッチ適応。

情報２：

WSUS / SCCM 環境では4月17日のものを指定されていることから、『pciclearstalecache.exe』はWSUS / SCCM環境で必要になってくるファイルと思われるが、『セキュリティのみ』を使用する一般的なMSカタログ勢は『.msu』の適用だけで大丈夫だと思います。≫

【KB4099633】：

複数のバージョンの更新ファイルがダウンロードされると思いますが、Windows 7 付属の.NET Framework 3.5用の［4095874］、これ以外のバージョンをインストールしている場合は下のサイトの「このセキュリティ更新プログラムの関連情報」に書かれているバージョン別の更新ファイルを使って更新します。

　　　　　.NET Framework の更新プログラムのセキュリティおよび品質ロールアップ(KB 4099633)

なお、.NET Frameworkは、更新トラブルが起きやすいものなので、こちらだけが更新できない場合は、このサイトの過去の投稿を調べれば参考になると思います。

　　　　　例：.NET Framework 4、4.5.2がインストールできない

詳細なご回答ご説明ありがとうございます。

コマンドも試しましたが、成功しなかったので、非表示で対応しました。