Windows10 Fall Creatos Updateに、April 2018 Update (バージョン1803) を適用したらデバイスを認識しなくなった(コード 39)【Ver1803】

 Windows 10 Pro x64版を使用しています。

 今まで、Windows 10 Fall Creatos Updateで問題なく使用できていたのですが、表題のとおり、Windows10 April 2018 Update (バージョン1803) を適用したら、以下の2つのデバイスのドライバーでエラーが発生するようになりました。

・PIONEER製Blu-rayドライブ(SATA接続)

・Roland製オーディオインタフェース QUAD-CAPTURE UA-55(USB接続)

エラーメッセージ内容:

このハードウェアのデバイス ドライバーを読み込むことができません。ドライバーが壊れているか、ドライバーがない可能性があります。 (コード 39)
{正しくないイメージ}
%hs は Windows 上では実行できないか、エラーを含んでいます。元のインストール メディアを使用して再インストールするか、システム管理者またはソフトウェアの製造元に問い合わせてください。エラー状態 0x

 エラーメッセージエラーの最後が、"0x"で切れているため、エラーコードを調べる事はできませんでした。また、"%hs"には何かの文字列が表示されるのだと思いますが、私には分かりませんでした。

 Windows 10は、Aniversary Updateの時に、一度、クリーンインストールしており、上記2つのデバイスのデバイスドライバは、クリーンインストール時に自動的にインストールされたものです。

 各ドライバーの「ドライバー」タブの内容は、以下の様になっています。

・Blu-rayドライブ

 プロバイダー:"Microsoft"

 日付:2006/06/21

 バージョン:10.0.17134.1

 デジタル署名:"Microsoft Windows"

・QUAD-CAPTURE UA-55

 プロバイダー:"Roland"

 日付:2015/07/21

 バージョン:1.5.2.0

 デジタル署名:"Microsoft Windows Hardware Compatibility Publisher"

 これらの問題について、色々、検索したり調べて、以下のページを見つけて、トラブルシューティングしてみました。

「Windows の デバイスマネージャーのエラーコード」

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/310123/error-codes-in-device-manager-in-windows

1. トラブルシューティングツールを使用 → 解決せず

2. デバイスドライバのアンインストール後、”ハードウェア変更のスキャン”する → 解決せず

 いずれの方法でも、変更前と変わらず、エラー 39になりました。

 更に調べていくうちに、以下のYahoo! 知恵袋のページを見つけました。

「デバイスマネージャのコード39エラー」

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1453899644

 このページのベストアンサーどおり、"\\HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Class\{4D36E965-E325-11CE-BFC1-08002BE10318"キーにある}"UpperFilters"値を削除した後("UpperFilters.BAK"に改名した方が良かったのかも知れない)、一度、再起動すると、Blu-rayドライブのデバイスドライバーは、無事にロード出来るようになりました。

 同様の手段で、QUAD-CAPTUREの方も認識する様になるのかと思い、”\\HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Class”以下のキーで、”QUAD-CAPTURE"を検索したところ、"UpperFilters"値を含むキーは見つかりませんでした。

 どうしたら、QUAD-CAPTUREを認識する様になるのか分からず困っています。

 助けて下さい!

回答
回答

 返信が遅くなって、申し訳ありません。

 オーディオインタフェースのメーカーのユーザーサポートと連絡しながら、色々なネット上の情報を検索しながら試行錯誤を繰り返し、何故そうなるのか、自分でも未だに完全に理解し切れていませんが、一応の解決を見る事が出来たので、ご報告致します。

 このトラブルの要因として、以下の事が、密接に絡み合っていました。

1. Windows 10から採用されたUEFIブート

2. Windows 10でのファームウェア(BIOS設定)への入り方

3. BIOSでのUEFI設定とCSM(Compatibility Support Module)の設定

1. に関しては、当初、Windows 10はUEFIブートしかサポートしていないとの認識だったのですが、M/Bの設定で、UEFIでなくても、Windows 10がブート出来る事を知りました。

2. に関しては、高速ブートの関係でWindows 10のユーザーインタフェースが以前のWindowsとBIOSへのアクセス方法が変わっていた事と、階層が深くて分かり難かったので、自分が熟知していなかった事が分かりました。

3. に関してですが、これが本題なのですが、CSMを無効にすると、オーディオインタフェースをWindows 10が認識しない(ドライバーのインストールに失敗する事)が分かり、セキュリティレベルは下がるかも知れませんが、UEFIブートを無効にし、CSMを有効に設定する事によって、Windows 10がオーディオインタフェースを認識し、デバイスドライバーのインストールも問題なく行われ、現在、無事に使える様になりました!

 「Windows Defender セキュリティ センター」の「デバイス セキュリティ」の項目では、”標準ハードウェア セキュリティはサポートされていません”と表示される様になりましたが、DEPやASLR等、その他の出来る限りのセキュリティ向上のための設定を行ったので、100%とには程遠いですが、今のところ、問題なく使用できています。

 CSMとUEFIの関連性については、これから、まだまだ勉強する必要はあると思いますが、何とか快適に使用出来る様になりました。

 今までアドバイスを頂いた方、インターネット上で、色々と有益な情報を提供して下さっている方々に、この場を借りて感謝の言葉を伝えたいと思います。

 ありがとうございました!

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こんにちは。

Proly さん、コメントありがとうございます。

ドルフィンキックさん、返信ありがとうございます。

 

その後ブートを変更し、CSM を有効にすることでオーディオ インターフェースのドライバーがインストールでき使用できるようになったのですね。よかったです。

 

同じ状況でお困りの方の参考になる情報だと思いますのでドルフィンキックさんの投稿に [回答してマーク] を付けさせていただきました。

 

今回はあまりお役に立てなかったのですが、また何かありましたらお気軽にマイクロソフト コミュニティをご利用ください。

 

貴重な情報をコミュニティに共有いただき、重ねてありがとうございました。

南谷 一 – Microsoft Support

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最終更新日: 2023年2月22日 表示数 2,043 適用先: