「Windows 10 October 2018 Update (バージョン 1809)」の配信が再開されました(2018/11/14)。
初回(10月)の配信より修正された主な問題
- ユーザーファイル消失の致命的バグ
- ZIPファイル展開時に確認画面が出ずファイルが上書きされるバグ
- 移動プロファイルのバグ
新しいバグ、修正されてないバグなど主な不具合情報とその対策
1、[致命的]関連付け問題: Win32プログラムを既定のアプリとして設定できないことがある(PhotoShopなど)
対策=> これで直せ 関連付け変更フリーウェア
2、[致命的]ネットワークドライブへの再接続がログオン時に失敗することがある
対策=> 初心者ならあきらめろ。マイクロソフト公式の回避策 Windows 10、1809 のバージョンにマップされたネットワーク ドライブが機能しません。
3、[中レベル]タッチキーボードが起動しない(1803から継続)
対策=>なし。 タッチ キーボードが起動しない
4、[致命的]画面真っ黒、マウスカーソルとゴミ箱、タスクバーだけ表示される(1803から継続)。決して成功しないログイン。修復不能。「悪夢(Nightmare)」と呼ばれるバグ。
対策=>なし。以下の潜在的バグ参照。
5、[高レベル] 音がおかしくなる(1803から継続) 間違ったドライバが適用される。
対策=>なし。以下の潜在的バグ参照。
99、そんなにユーザーに影響ないバグはここでは扱わない
潜在的バグ
- 問題なく動いていたのにWindows Updateの後、正しくないドライバが割り当てられるケースが後を立たない。マイクロソフト側のドライバの登録ミスやバグなど複合的な要因か。
=>よくあるパターン: Windows Updateしたら起動不能、画面真っ黒、音がでない、Wifiやbluetooth,CD,DVD,Blue-Rayなどのデバイスが消えるなど
対策=> なし。まともに起動できないなら初心者はクリーンインストール。玄人さんは以下の予防策を参照。
現実的でない予防策=>Windows Updateの仕事を自分でやる。自分のWindowsのバージョンでのデバイスドライバの対応状況を知っておく。
1,アップデートをする前に原則、各デバドラを最新にする(これ重要)。
2,逆にアップデートしようとしているバージョンに対応していないデバドラとわかればアップデート前にドライバを固定する
3,時間が有り余っていて、これを理不尽に思わない人は極少数だと思われるので現実的でない。
現実的な予防策 => Windows Updateを遅らせて、様子を見てからアップデートする(ベスト)。お薦めは80-90日遅らせる。
現在、アップデートできない(ブロックされる)環境
- Trend MicroのOfficeScan/Worry-Free Business SecurityをインストールしてるPC
- Apple iCloudがインストールされたPC
- AMD Radeon HD2000/4000シリーズの使用したPC
- 2018/11/22 インテルディスプレイドライバ(バージョン versions 24.20.100.6344, 24.20.100.6345)を使用しているPC
ブロックされる前に入れてしまった場合は起動不能など大きなダメージがある。