Windows10 バージョン2004以降にアップデートすると、ローカルネットワーク上のNASからの接続が拒否され、接続できなくなりました。バージョン1909までは特に問題なく接続できているのですが、NASへの接続にあたってのActive Directoryのユーザー認証がうまく行われていないような感じです。1909から2004以降で何かが変更されているようなのですが、確認すべき設定や、変更点に関する情報などがおわかりの方がいらっしゃいましたら、教えていただけないでしょうか。よろしくお願い申し上げます。
環境
PC iiyama M012 Windows10 Pro
NAS Buffalo TS-WXL
Windows10 Pro バージョン1909までで設定し、2004にバージョンアップ後も設定が代わっていないことを確認した事項
●ローカルネットワーク上にあるCentOS7にインストールしたSamba ver 4.7.5をドメインコントローラーとしてActive Directoryを構築
●NAS側で、NASの共有フォルダーでのユーザー認証はActive Directoryで行う様に設定
●Windows10 ProはActive Directoryに参加
●Windows10 Proの機能の有効化または無効化でSMB 1.0/CIFSを有効化
●Windows10 ProのレジストリエディタでLAN Managerの認証レベルを2に変更(HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\LSA\LmCompatibilityLevel)
これにてバージョン1909まではWindows10 Proから、Active Directoryでの認証にてNAS上の共有フォルダーをネットワークドライブとして特に問題なく接続できていました。
しかし、Windows10 Proをバージョン2004、20H2にアップデートしたところ、いずれにおいてもNAS上の共有フォルダーに接続できなくなりました。エクスプローラーのアドレスバーにIPアドレス、フォルダー名を直接入力して接続しようとするとユーザー名、パスワードの入力を求められますが、Active Directoryに登録してあるユーザー名、パスワードを入力しても認証されません。
ただ、NAS上の共有フォルダーで、ゲスト用として認証なしで公開している共有フォルダーには、エクスプローラー上から接続し、ファイル操作なども問題なく行えます。
当該のWindows10 Proからのインターネットへの接続や、CentOS7上に別に作成している共有フォルダーへの接続は特に問題なくできています。NASへのpingも特に問題なく、ブラウザー上からNASの設定画面へのアクセスもできています。
物理的な接続は問題なく、バージョン1909までは特に問題ないことから、NAS側のActive Directoryでのユーザー認証もきちんと行われているようですが、バージョン2004からはユーザー認証がうまく行われない様な印象を受けています。1909から2004以降にて、何かが変更されているのだと思うのですが、何か情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、教えていただけないでしょうか。
Billy_EJ