良スレへの道　Ver.1803での共有問題についてまとめ

基本的な点検事項

ネットワークとインターネット→共有オプションを開く。

ネットワーク探索を有効にする。

ネットワークに接続されているデバイスの自動セットアップを有効にする。

ファイルとプリンターの共有を有効にする。

★パブリックホルダーの共有

共有を有効にして、ネットワークアクセスがある場合はパブリックフォルダー内のファイルを読み書きできるようにする。

128ビット暗号化を使用して、ファイル共有の接続を保護する

パスワード保護を共有を無効にする。

これらのチェックボックスをオンにする。

但し。

星印の部分はパブリックホルダーであり、プライベートネットワークでの共有には関係がない。オン・オフを試してみてオフで共有できればオフで良い。

パスワード保護について、これもオン・オフを試してみて、共有できる方、あるいは自分が使いやすい方で設定すればよい。

基本的なチェック事項　webページ

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4091368/windows-10-homegroup-removed

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4027674/windows-10-share-files-in-file-explorer

マイクロソフトの公式なアナウンス。本来ならこれだけで、共有可能なはず。

注意点

意外と皆が誤解している点。

ホームグループは Windows 10 (Version 1803) から削除されました。のページの中に、

変更されない点
以前にホームグループを使って共有したフォルダー、ファイル、プリンターはすべて引き続き共有されます。これは次のことを意味します。

共有ネットワーク フォルダーは引き続き利用できます。これらをエクスプローラーで開くには、PC 名と共有フォルダー名を「\\homePC\SharedFolderName」の形式で入力します。
PC で 1 つのユーザー アカウントが共有用にセットアップされていた場合は、その 1 つのアカウントを引き続き共有用に使用できます。
[印刷] ダイアログ ボックスでは、すべての共有プリンターに引き続きアクセスできます。

と書いてあります。

単に見えなくなっただけで、実際にはレジストリレベルから、共有タブの

ネットワークアドレスにまで（一番後ろから、一番表まで）完全に残っています。

つまり、現在ネットワークが形成出来ていると思っている方の中にも昔のホームグループで共有できているだけ。という方も見えるということです。

一つ前で書き忘れました。

ネットワークとインターネット→共有オプションを開く。

これらの一連の設定で、以前とは少し違った挙動を見せます。

以前は、ここからホームグループに行き、共有するフォルダ等を設定していましたが。

その部分がなくなりました、新たに、Ver.1803で一から共有し直すと、ユーザーというフォルダが、共有設定されます。

おそらく、共有ホルダが何も設定されていないと、PC名をたたいても「共有されていません」等のエラーメッセージ回避のための設定と思われます。

基本的確認事項

1) ワークグループ
　[コントロール パネル]-[システムとセキュリティ]-[システム]を開いて、[ワークグループ]が同一のものになっていますか？
　デフォルトではワークグループが同一のパソコンしか表示されません。

基本的確認事項

左下から行ける設定の画面での確認事項。

ホーム→システム→バージョン情報

デバイスの仕様欄の

「デバイス名」

windows の仕様

「エディション」

「バージョン」

「OSビルド」

更に下層に「システム情報」があります。場所は右上の関連設定の下（コンパネからも行けます）

「コンピューター名」

「フルコンピューター名」

「コンピューターの説明」

「ワークグループ（名）」

ホーム→アカウント→ユーザーの情報

「現在のアカウント名」

「権限」管理者・ユーザー等

「マイクソフトアカウントが表示される場合も有り」

他の方から質問されたときに答えられる様に準備しておく。

共有の際に実際に検索されるのは、コンピューターのフルネームの方です。（サポート談）

コンピューター名を変更すると共有エラーの原因の一つになる。（サポート談）

サービス等内部の紐付けソフトが破損していると、変更が反映されずエラーになるという意味だと思います。

注意点

「ワークグループ（名）」は共有したいPCで全て同じか？確認が必要です。

必読事項

Windows 10 Pro 64bit バージョン 1803 (OS ビルド 17134.48) で SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポートを有効にしてみた - 脳脂肪のパクリメモ

私は、難しい内容だと思いましたが、NASをサーバにすれば問題は起きない。という結論だと解釈しました。

各種の専門用語を検索しながら理解を深めると、共有問題に詳しくなると思います。お勧めのリンクです。

脳脂肪様関係のページは、共有関係で問題のある方は、必読のページだと思います。検索して読む価値ありです。

そもそもの検証・確認事項

Prolyのご指定事項

そもそも Windows 10 が動く環境なのですか？

先ずはそこから確認する必要が有るかと

次に VER.1803 なんて自分に言わせれば α版 なんで期待通りに動くかどうかも疑問で必用なら VER.1709 とか VER.1703 で安定稼働するか確認が必要では？

当然と言えば当然ですが。

＞Windows 10 の α版 云々の件は

荒っぽい説明

SACT（Semi-Annual Channel (対象)）　　　　　α版

SAC（Semi-Annual Channel）　　　　　　　　 β版

一つ前の VER　　　　　　　　　　　　　　　リリース候補

二つ前の VER　　　　　　　　　　　　　　　安定版

と自分は思っていて現在使用中の VER は 1703 です

参考情報

Part 3. WaaS の正しい理解 – とあるコンサルタントのつぶやき (MSDN)

と、ここまで説明して頂いてやっとある程度理解できました。

昔のバージョンアップの理解のままで、セキュリティの問題があるから、バージョンアップするので、常に最新バージョンで使ってくれ。という理解でいました。

現在勝手にバージョンアップされてしまうので困りものですね、半期ごとのバージョンアップを指定することで、ある程度遅らせることは出来そうですが。

大切なお知らせ

Proly様からの啓発事項です。

啓発

作業前には必ずバックアップを！！

必要なユーザーファイルのバックアップは世代管理で行う事、ファイルが喪失してからでは復旧は出来ません

Microsoft コミュニティー は Microsoft のサポートでは有りません、ユーザーが情報交換する為のコミュニティーです

他の方への参考情報に成る様に問題の解決/未解決 に係わらず結果のレポートをレスして下さい

不明点はスルーせずに確認を！

Proly様ありがとうございました。

確認事項

おいなりさん様のご意見

資格情報について。

・Windows資格情報を削除、作り直し

資格情報もバックアップが必要ですね。バックアップがあるということは壊れるってこともあるわけですね。

大切な部分ですが、サポートに聞いてみたところ。

クリーンインストールしたPCには、資格情報が空っぽのはずだという話でした。

必要に応じて、各プログラムから必要な項目が入力されてくるので、ユーザーが意識的に入力する必要はない。との見解です。

むしろ、必要ない情報が消えずに残ってしまっている時に、その情報を消すためにあるという意見でした。

私の意見ですが、

サービスやプログラムの一部が破損していた場合、資格情報が正常に書き込みされない為に共有に影響がある場合もあると思うんですが、謎です。

新しい知見

おいなりさん様のご意見

＞Windows資格情報でわかったことが一つあるのですが、以前は問題なかったのですがアカウント名に＠があるとここで蹴られてしまうようです。
資格情報にメールアドレスを使っていた人はいきなりパスワードが通らなくなってしまいます。ユーザー名が＠以降が無効になるのでパスワードが通らないのも納得です。
Administratorやローカルアカウントでは蹴られることはなく、すんなりと接続が出来ます。一般ユーザーのローカルアカウントでも接続には問題ありませんでした。

新しい現象なので、マイクロソフトでも全く把握していないようです。