この件に付き、MSの対応次第では「また、Windows7のときにWindowsUpdateがシステム領域の空き容量不足で失敗したケースと同様のことが発生するな…」という意見がありましたので少々書き込みたいと思います。
同様の案件と言えるものが過去に2回発生しています。
・Windows7のときにWindowsUpdateがシステム領域の空き容量不足で失敗するケース
・Win10へのアップグレード失敗と、アップグレードは出来たがその後にWinUpに失敗するようになるケース
もう記憶が定かではないとのことですが、MSが実行した対応策は後方にもう一つ(新たな)システム領域を作成するというもので、一つのストレージにシステム予約のEFI領域が先頭部分と最後尾の二箇所に出来てしまうというものであったそうです。
このときには、システム領域が2箇所になってしまうこと(また、ストレージを複数台搭載した環境ではシステムディスク以外のディスクにもEFI領域が作成される場合もあった)に付随し、Win標準のシステムバックアップからのリストアが出来ない不都合などがあったそうです。
Hebikuzureさんが言われているように「通常の方には問題がない」ケースではありますが、この問題の解決のためMSが取る解決手段によっては、従前と同様の問題発生も否めない気がします。(回復パーテーションを同じ場所で拡張したとしても、ディスク構成の変更とみなされ、過去に作成したWin標準のシステムバックアップからのリストアができなくなりますし、(たぶん)システムの復元の復元ポイントも利用できなくなりますので自分で操作して対策しておいたほうが良さそうです…)
そのように考えると、回復領域は拡張しておくほうがよいのではないかという考え方もできます。
cmdなど方の操作が難しいというケースでは、あくまで自己責任ではありますがソフトを利用してGUI上からの操作も可能ですから、情報としては提供しておいたほうがベターではないでしょうか。
方法としては、二種類の系統だそうです。
1)ディスククローンソフトで移行先のパーティションサイズを手動で設定できるものがあるので、パーティションサイズを変更(拡張)したディスクに変換する。
2)パーティション操作ソフトで回復領域を拡張する。
今回はC:後方を縮小し、最後尾の回復領域をその分拡張すれば事足りるため、無料のソフトで可能ということです。(無料かつ操作が可能なソフトはMiniTool Partition Wizard 無料版しか現状見当たらないとのことです)
あくまで自己責任とはなりますが、情報自体は提示してもよいかと思います。
主人が頑張って作っていましたので記事のURL.を貼っておきます。(問題があるようでしたら削除します)
参考になれば幸いです。
参考
【WinUp個別】誰でも簡単にWin10(22H2)のKB5034441のエラーの解決【2024/1/11】
追伸
パーティションサイズ変更後は、以下の操作を実行しておく方が無難とのことです。
1)念のため、DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth とsfc /scannowを実行する
2)スタートアップ修復を3回程度繰り返すかブート領域の修復を実行する
3)バックアップを新たに取得する
4)復元ポイントの動作を再確認する