仮想メモリ(ページファイル)の最適値の求め方

仮想メモリの最適値の求め方について質問させてください

所有PCのススペックが

PC1 windows 7  64bit (RAM 64GB OSはSSD HDDも搭載)

PC2 windows 10  64bit (RAM 16GB OSはSSD HDDも搭載)

というPCで、使用するソフトを動かしつつタスクマネージャーを確認すると、PC1もPC2もメモリを16Gも使用していないという状態です

現在の仮想メモリの設定を見ると「自動的に管理する」にチェックが入っており

PC1 今手元で確認できませんが、数十GB

PC2 現在の割り当て:16GB

という数値が設定されています

そこで、イマイチ分からないのが、メモリを多く積んだ時に設定する仮想メモリの数値です

仮想メモリの最小値、最大値 は下記ページの内容を確認すれば設定できると思われますが

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2860880/how-to-determine-the-appropriate-page-file-size-for-64-bit-versions-of

ページファイルの最小サイズでさえ「1×RAM」という数値で

64GBのRAMを積んでるPCで、その数値を設定するのは、ちょっと無理があります(128GBやもっとメモリが積める物だと・・・)

そこで仮想メモリ(ページファイル)を使用しない程度のPC負荷の場合、仮想メモリ(ページファイル)をどのような大きさにすれば良いのか

という話になると思いますが

そこらへんを設定するのに有用な情報はないでしょうか?

たとえばですが、現在、最大にメモリを載せられるマザーボードはRAM 2TBだと思います

そういう場合はいくつに設定するべきなのでしょうか

回答
回答

たぶんページファイルを実際にどれくらい使ってるかという事が分かれば

それに対して数値を設定するという事が出来るので、対処しやすいかも、という認識になってきました

そういうお話でしたら、そのご認識は「王道」だと思います。

仰っている内容は「監視」(実際にどれくらい使っているか)、評価、そして「パフォーマンスチューニング」(数値の設定)といった、サーバーの運用など、リソースの適正な配分を個々の事情で決定し、実行する局面で、しばしば使われる技術を指しているものだと思います。

「王道」と書いたのは、つまりキーワード(概念)さえ捉えれば、ネット上からより多くの適した情報を拾える、という意味でもあります。

おそらく「パソコン」サイドで情報を集めていたために、ご希望の参考記事がヒットしなかったのではないか、と想像もしています。

ですので細かい内容の説明は、むしろ不要な気がしています。

ただし、多くの記事は「物理メモリが不足していて仮想メモリ依存を起こしていないか」という、今回ご質問とは逆の観点からのアプローチを記載しています。

そのため、ご質問のケースですと、それらを全て、ある意味「逆さま」に読みこなさなければならないかも知れません。

出来れば、仮想メモリ(ページファイル)の実使用状況が分かる方法はありませんか?

今回ご使用になったパフォーマンスモニターは、かなり万能な測定ツールです。

パフォーマンスおよび信頼性のモニタ

仮想メモリ(ページファイル)の監視も、パフォーマンスモニターを使う局面が多いです。

"パフォーマンスモニター ページファイル"、あるいは"パフォーマンスモニター 仮想メモリ"で検索しただけでも、用語やツールの使い方に止まらず、TechNetをはじめ、たくさんの有用な情報やチューニング事例の記事が出てくるはずです。

たとえば、

RAM、仮想メモリ、ページファイル、および Windows でのメモリ管理

ちなみにこの記事は、機械翻訳の際に、訳してはならない部分まで訳してしまっているようですので、下記原文

RAM, virtual memory, pagefile, and memory management in Windows

こちらと見比べながら読まれた方がよいです。

逆にパフォーマンスモニターの項目から、その意味を知りたい場合、そうした参考となる質問と回答もTechNetフォーラム等に掲載されています。

パフォーマンスモニタとタスクマネージャの仮想メモリ領域 - Technet フォーラム

パフォーマンスモニタの"Pages/sec"の意味について - Technet フォーラム

4 ユーザーがこの回答を役に立ったと思いました。

·

この回答が役に立ちましたか?

お役に立てず、申し訳ございません。

素晴らしい! フィードバックをありがとうございました。

この回答にどの程度満足ですか?

フィードバックをありがとうございました。おかげで、サイトの改善に役立ちます。

この回答にどの程度満足ですか?

フィードバックをありがとうございました。

回答
回答

基本的に物理メモリで間に合うように物理メモリの容量を設定するべき

他の種類のOSではページファイルを休止に利用してる場合があるが、windowsは違うので考慮に入れなくて良い

ページング処理で重くなる事があるので、ページファイルをあまり使われない状態で動作させるのが望ましい

ページファイルを無くすと動かないソフトが出る可能性があるため、固定で良いから確保しておいた方が良い

そうなります。

ページファイルは、物理メモリが足りない状況になった場合でも、コンピュータを使用し続けるための保険です。基本的には使われないことが望ましいのです。

実行中のアプリケーションが使用しているメモリをページファイルに追い出すと考えれば、2GBもあれば通常は足りるはずです。

ページファイルの使用量を確認するには、

1)「Windows 管理ツール」にある「パフォーマンスモニタ」を実行してください。

2) [モニターツール]-[パフォーマンスモニタ]を選択してください。

3) 右側上部にある[+]アイコンをクリックするか、Ctrl-Nで[カウンターの追加]画面を開いてください。

4) [Paging File]のグループに[% Usage]の項目がありますので選択し、[_Total]が選択されていることを確認して[追加]してください。

以上の操作をすると、ページングファイルが何%使用済みであるかがリアルタイムでグラフ表示されます。

5) 表示が分かりにくい場合には下部に表示されている項目を右クリックして、グラフのラインの色を変えてみるのもいいでしょう。

アプリケーションがOSにメモリを要求すると仮想メモリとしてアドレス空間を予約します。要求したメモリを参照すると実際に仮想メモリでメモリが割り当てられて使用済みのメモリになります。この使用済みにする操作をコミットといってコミット済みのメモリの量がコミット値で、OSとアプリケーションが使用要求して実際に使用しているメモリになります。ただし、これにはメモリマップトファイルやキャッシュなどでOSが使用されているメモリが不足した時に開放可能なメモリを含んでいません。

アプリケーションがすぐには使わないと分かっている領域を予約する場合には、最初からページファイル上にメモリ領域をしておいて、参照した時にページングで物理メモリに割り当てるようなこともしています。

ページファイルにアクセスする場合というのは、このページファイル上にあらかじめ予約していたページを実際に使うような場合や、メモリが不足した結果として開放可能なメモリを開放してもメモリが確保できない場合に使用頻度が低いメモリページをページファイルに追い出したり、追い出したメモリページを入れ替えたりするときになります。

極論すると、新たにページファイルが2GB消費されるということは、新しいアプリーケーションを起動するのにメモリが足りなくて、物理メモリから2GBものデータをページファイルに書き出す操作をして、その操作が終わるまで満足にコンピュータを操作できない状態になるということです。実用的ではないことは理解していただけると思います。

7 ユーザーがこの回答を役に立ったと思いました。

·

この回答が役に立ちましたか?

お役に立てず、申し訳ございません。

素晴らしい! フィードバックをありがとうございました。

この回答にどの程度満足ですか?

フィードバックをありがとうございました。おかげで、サイトの改善に役立ちます。

この回答にどの程度満足ですか?

フィードバックをありがとうございました。

 
 

質問情報


最終更新日: 2024年4月26日 表示数 12,138 適用先: