概要
Windows 10 で取り入れられた「クイック アクセス」の説明を中心に、利用状況にあわせてエクスプローラーの設定をカスタマイズする方法を紹介します。
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詳細
クイックアクセスとは?
「利用頻度の高いファイルやフォルダーに簡単にアクセスするための仕組み」です。
よく使うフォルダーと最近使ったファイルの一覧が表示されるので、それらを見つけるために一連のフォルダーを検索する必要がなくなります。
既定の設定では、エクスプローラーを開くと、クイック アクセスが表示されます。
■ クイック アクセスを使いこなす!
1. よく使うフォルダーに簡単にアクセスする
利用頻度の高いフォルダーをピン留めしておくと、よく使うフォルダーやファイルに、素早く簡単にアクセスできるようになります。
2. クイック アクセスに表示する内容を変更する
最近使用したファイルやよく使用するフォルダーは、自動でクイック アクセスに表示されます。
他人に見せたくないファイルがある場合、これらのファイルやフォルダーをクイック アクセスに表示しない設定に変更できます。
クイック アクセスを右クリックし、[オプション] を選び、[プライバシー] のチェック ボックスをすべてオフにし、[適用] をクリックします。
これで、クイック アクセスにはピン留めされたフォルダーだけが表示されるようになります。
(これらのチェック ボックスをオンに戻すと、クイック アクセスから削除した項目を再度表示できます)
3. エクスプローラーを起動した時に開く既定のフォルダーを、クイック アクセスから PC に変更する
クイック アクセスを右クリックして、[オプション] を選択します。
そして、[エクスプローラーで開く」の設定を「PC」に変更します。
■ 表示、操作 設定のカスタマイズ
以前のバージョンの Windows に搭載されていた設定も、引き続き利用可能です。
1. クイック アクセス ツール バー
よく使う操作をクイック アクセス ツール バーに表示することで、素早い操作が可能になります。
2. 項目チェック ボックス
「項目チェック ボックス」を使うと、ファイルやフォルダーに表示されるチェックボックスを使用して項目を選択できます。
Shift キーや Ctrl キーを使わずに、マウス操作、またはタップのみで、複数のファイルやフォルダーを選択することができます。
この設定を利用するには、エクスプローラーの [表示] タブ にある [項目チェック ボックス] をオンにします。
3. ファイル名拡張子、隠しファイル/フォルダー を表示する
既定の設定では、「隠しファイル/フォルダー」やファイル名の「拡張子」は、表示されません。
表示するには、エクスプローラーの [表示] タブ の [ファイル名拡張子]、[隠しファイル] をオンにします。
ファイル名拡張子を表示する
隠しファイル (隠しフォルダー) を表示する
4. プレビューウィンドウ
ファイルを選択するだけで画像やテキストなどの中身を確認することができます。
この機能を利用するには、エクスプローラーの [表示] タブにある [プレビューウィンドウ] を選択します。