アクティブ化でエラー 「0xC004F061: ソフトウェア ライセンス サービスで、指定されたプロダクト キーはアップグレードにのみ使用できることが判明しました。クリーン インストールには使用できません」 が発生する

このエラーは、購入したプロダクト キーが既存のアクティブな Windows オペレーティング システムの
アップグレードのみに使用できるにもかかわらず、アップグレード パスとは認められない状態で、Windows のインストール時に 新規インストール(カスタム) を選択したときに表示されるエラーです(技術情報 930373)。 

また、Windows 認証以前のプロダクトキーの入力画面で、「プロダクトキーが有効ではありません」というエラーが表示される場合もあります。

 
この問題を解決するには、次の手順を実行します。

<A. Windowx XP の CD あるいは Windows Vista の DVD を持っている場合。
Windows XP または Windows Vista を新規にインストールします。

B. PC メーカー提供の PC で、リカバリー用のメディアしかない場合。
PC メーカー提供のリカバリーメディアを使って、Windows XP または Windows Vista の状態に戻します。

<< Windows.old  フォルダが残っている場合>>
Windows 7 の新規インストールによって、Windows XP あるいは Windows Vista が Windows 7 になっている場合には、Windows.old があるはずですので、KB971760 の手順で戻します。 これにより、Windows XP または Windows Vista の状態に戻ります。
※ Windows.old フォルダが残っている状態でインストールが完了している場合には、基本的に Windows 認証はパスするはずですが、状態を元に戻してやり直す場合のために記載しています。


この後、Windows 7 へのアップグレードを行います。
注意: 重要なデータが入っている環境でバックアップを行っていない場合には、バックアップを必ず行ってください。
アップグレードの前に必ずバックアップを行う
http://www.microsoft.com/japan/windows/windows-7/guide/upgrade04.mspx

<<同じアーキティクチャ(32bit 版から Windows 7 の 32bit 版へ)でのアップグレード>>
Windows XP からの方法
http://www.microsoft.com/japan/windows/windows-7/guide/upgrade03.mspx
セットアップ終了後、Windows.old フォルダが作成されます。

Windows Vista からの方法
http://www.microsoft.com/japan/windows/windows-7/guide/upgrade02.mspx


<<異なるアーキティクチャ(32bit 版から Windows 7 の 64bit版)へのアップグレード、或いは Windows 7 アップグレード版を新規にインストールしたい場合>>
1. DVD から Windows 7 のセットアップを起動します。
    PC の起動時に、既存の OS から起動するのではなく、直接 DVD から起動します。
2. Windows XP からの方法と同様に進めます。
    http://www.microsoft.com/japan/windows/windows-7/guide/upgrade03.mspx
    セットアップ終了後、Windows.old フォルダが作成されます。
    ※ DVD 起動の場合には、Windows.old フォルダが作成されるのを防ぐ方法として、セットアップの途中でパーティションを消去して再構築し、フォーマットして入れる事もできますが、この方法を行った時に、セットアップが最後まで正常終了しなかった場合、もう一度 Windows 7 のインストールをやり直す事になると、以前の OS (XP か Vista) のインストールからやり直す必要があります。

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