Windows 8.1でシンニョウの点が1つの「辻」を変換候補に表示する方法

テクニカル レベル : 基本

概要

Windows XP の頃は、「辻」のシンニョウの点が1つ。Windows 8.1では、シンニョウの点が2つ表示される。これを、Windows 8.1でも点が1つで表示できる方法を紹介。


詳細

Windows XP の頃は、「辻」のシンニョウの点が1つで表示されました。

Windows 8.1では、「辻」のシンニョウの点が2つ表示されます。

Windows XP までは、標準のフォントとして JIS90 が採用されていました。
ところが、Windows 7 と Windows Vista などでは、JIS2004 が採用されるようになりました。
このため、Windows 7や Vista では、一部の文字が XP の頃と形が違うという現象が起こります。
比較的有名なのがこの「辻」の字です。

「辻」の場合、JIS90 ではシンニョウの点が1つなのですが、JIS2004 ではシンニョウの点が2つあります。

「辻」の他にも、JIS90 と JIS2004 で形が違う文字は、たくさんあります。

参考:Windows Vista で拡張された文字について

Windows 7 と Windows Vista では、この字の形を Windows XP の頃と同じにするために、「JIS90 互換フォントパッケージ」が用意されました。

参考:Windows Vista、Windows Server 2008、Windows 7 および Windows Server 2008 R2 で旧 JIS90 文字セットを使用する方法

しかし、この「JIS90 互換フォントパッケージ」のWindows 8やWindows 8.1用はありません。
Windows 8以降からは、IVS(Ideographic Variation Sequence)といわれる異体字に対応しています。
次のようにすると、表示できるようになりました。

ストアアプリの場合

  1. 文字入力ができる任意のストアアプリを起動します。
  2. IMEを「オン」にして、「つじ」と入力し、変換します。
  3. 変換候補内にシンニョウの点が1つの「辻」が表示されますので、選択します。



デスクトップ版アプリの場合

  1. 文字入力ができる任意のデスクトップ版アプリを起動します。
  2. IMEを「オン」にして、IME パッドを起動します。
    IMEパッドは、タスク バーの入力チップを右クリックすると見つかります。

  3. IMEパッドに「辻」の字を手書き入力します。
  4. 候補が表示されますので、「辻」の字で右クリックします。
  5. 表示されたメニューの「異体字」を選択すると、シンニョウの点が1つの「辻」の字が見つかりますので、選択します。

デスクトップ版アプリでもストアアプリのように変換候補一覧に表示させたい場合

注意:
IVS(Ideographic Variation Sequence)を利用した文字を変換候補に表示させるよう、設定を変更します。
しかし、IVS の文字は、機種依存文字です。
利用するパソコンによっては、正しく表示できない場合があります。
宛名書きや提出書類など、印刷専用として使った方が無難ですので、ご留意ください。

  1. タスク バーの入力チップを右クリックして、「プロパティ」を選択します。
  2. 「Microsoft IME の設定」の「詳細設定」ボタンを押します。
  3. 「Microsoft IME の詳細設定」の「変換」タブを開きます。
  4. 「変換」内にある「詳細設定」ボタンを押します。
  5. 「変換文字制限」を「変換文字制限をしない」に変更します。
  6. 「OK」ボタンを押して、開いたダイアログ画面を閉じます。
  7. 以降、デスクトップアプリでも変換候補一覧にシンニョウの点が1つの「辻」が表示されるようになります。

参照

Windows 8 RP でシンニョウの点が1つの「辻」を表示する方法

Windows 8 RP でシンニョウの点が1つの「辻」を変換候補に表示する方法

 

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最終更新日 2019年10月18日 表示 199,142 適用先: