概要
Outlook.comのアカウントをMacでご利用の方も多いかと思います。
以前に、"Outlook.comのメールアドレスを、メールクライアントで使用する POPサーバー編" では、Windowsのメールクライアントを例に紹介させていただきましたが、今回は、Macの標準メーラー "メール"(Ver.8.2) での設定方法についてご紹介させていただきます。
詳細
まずはPOPサーバー編 です。
POPアカウントで設定する場合、"Outlook.comのメールアドレスを、メールクライアントで使用する POPサーバー編" のところでも紹介させていただきましたが、事前にMicorosoftアカウントでサインインして、設定を変更しておく必要があります。詳細は、"Outlook.comのメールアドレスを、メールクライアントで使用する POPサーバー編" の記事をご参考ください。
Outlook.comのメールアドレスを、メールクライアントで使用する POPサーバー編
さてそれではさっそく設定についてみていくことにしましょう。
まずは設定に必要な情報の確認から。
【設定に当たって確認しておくべき情報】
まずはサーバ情報などの確認から。POPサーバとして利用する場合には、事前に情報を確認しておく必要があります。
受信メールサーバ:
pop-mail.outlook.com
Port: 995
SSLあり
送信メールサーバ:
smtp-mail.outlook.com
Port: 587 (25番ポートがブロックされなければ、"25" でも可)
SMTP認証 あり
SSLあり(暗号化:TLS)
ユーザー名 <Outlook.comのアドレス>
パスワード <Outlook.comのパスワード>
【アカウントを設定する】
さて準備が整ったところで、Windows Liveメールへのアカウントの設定になります。
今回の環境:
OS: Mac OS10.10.3(Yosemite)
アプリ: メール Ver.8.2
1) メールを起動します。今回は全く設定されていない状態から起動ですので、いきなりアカウント設定が開いています。
2) "追加するメールアカウントを選択" のところでは、"その他のメールアカウントを追加" をクリックし選択。そして、"続ける" をクリックします
3) "メールアカウントを追加" のダイアログが開いたら、"氏名"、"メールアドレス"、"パスワード" を入力し、"作成" をクリックします
4) "アカウントを手動で設定する必要があります" と表示されるので、そのまま "次へ" をクリックして、作成に入ります
5) 【設定に当たって確認しておくべき情報】のところでも取り上げましたが、"受信メールサーバの情報" を入力します。アカウントの種類のところで、"POP" を選択する必要がありますので、ご注意ください
6) 続いて "送信メールサーバの情報" を入力し "作成" をクリックします。
7) アカウントの作成が完了し、メッセージが受信されました。
受信メールサーバ、送信メールサーバなどの設定の際に、ポート番号やSSLの使用の有無について、【設定に当たって確認しておくべき情報】のところでも取り上げましたが、特別設定しなくても、自動的に設定が完了しておりました。
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ちなみに、すでに何らかのアカウントが設定されており、そこに outlook.com を設定する場合には....
1) メールアプリを起動し、メニューバーの "メール" から "アカウントを追加" をクリックします
2) "追加するメールアカウントを選択" の画面が出たら、"その他のメールアカウントを追加" をクリックして、"続ける" で進みます。
後は、初めて設定する時と同じ流れになります。
<参照>
・Outlook.com でメール アプリをセットアップする