概要
前回のPOPサーバ編に続いて、IMAPサーバ編についてもご紹介いたします。
利用するのは、前回同様、 Macでもっとも一般的に使われているメールクライアント、"メール"(Ver.8.2)でになります。
POPサーバーで設定する場合と異なり、こちらでご利用の場合には、事前にOutlook.comのオプション画面に入って設定することはありません。
詳細
ではまずは前回同様、念のため事前に用意しておくべき情報から。
【設定に当たって確認しておくべき情報】
まずはサーバ情報などの確認から。imapサーバとして利用する場合でも、やはり情報は事前に確認しておきましょう。
受信メールサーバ:
imap-mail.outlook.com
Port: 993
SSLあり
送信メールサーバ:
smtp-mail.outlook.com
Port: 587 (25番ポートがブロックされなければ、"25" でも可)
SMTP認証 あり
SSLあり(暗号化:TLS)
ユーザー名 <Outlook.comのアドレス>
パスワード <Outlook.comのパスワード>
【アカウントを設定する】
それではさっそく設定に入っていきます。
1) メール起動し、メニューバーから、メール>アカウントの追加とクリックします
2) "追加するメールアカウントを選択" の画面がでますので、"その他のメールアカウントを追加" をクリックし選択、"続ける" をクリックします。今回は事前にアカウントがあり、ここに追加する形でご説明しますが、新規に追加する場合には、POPサーバー編でもご紹介したように、メールを起動するといきなりアカウントの追加画面が出てきます
3) "メールアカウントを追加" のところでは、"名前"、"メールアドレス"、"パスワード" を入力し、"作成" をクリックします
4) "アカウントを手動で設定する必要があります" と表示されたら、"次へ" をクリック
5) "受信メールサーバーの情報" の画面がでたら、【設定に当たって確認しておくべき情報】で紹介した、メールサーバ名を入力します。"アカウントの種類" のところが、"IMAP" の方が選択されていることを確認してください
6) 続いて、"送信メールサーバの情報" を入力します。"SMTPサーバ"、"ユーザー名"、"パスワード" を入力し、"作成" をクリックします
7) 設定が完了し、メッセージが受信されます。
アカウント設定時に、アカウントの種類を選択しますが、デフォルトでは、IMAPになっていますので、問題ないかと思います。
POPサーバ編同様、サーバのポート番号などは特別指定しなくても自動で設定されておりました。
ということで、今回はIMAPサーバー編でご紹介させていただきました。
参考までに、 POPサーバー編は以下の記事をご参照ください。
Macの "メール" に、Outlook.comのアカウントを設定する POPサーバ編
<参照>
・Outlook.com でメール アプリをセットアップする