[2018/08/15 更新] Outlook on the Web または Office 365 ポータルにサインイン出来ない場合の最初の確認項目

いつも Office 365 をご利用いただきありがとうございます。

お客様よりお問い合わせいただく問題のうち、継続的にお寄せいただくものにひとつに Outlook on the Web へサインインできない、といったお問い合わせがあります。今回は Outlook on the Web だけでなく、Office 365 ポータルのサインインに問題が発生した場合に最初に確認いただきたい内容についてまとめさせていただきます。

1. 現象の再現状況
その時点での現象の再現性を確認します。現象が一時的なもので既に解消している場合、切り分け、または調査が非常に難しいものになることが予想されます。また継続して発生している場合は最初に問題が確認された時間を確認ください。
発生が確認出来る場合は事象の状態、エラー メッセージが確認出来るスクリーンショットを採取します。

2. 現象の発生範囲
現象の発生範囲についてすべてのユーザーで発生しているのか、一部のユーザーのみで発生しているのか、など発生範囲を確認します。例えば設定変更を行ったユーザーのみで発生している場合、その設定変更が原因となっている可能性があります。

3. 現象の発生環境
現象の発生を報告しているユーザーが特定のブラウザ、OS をお使いの場合、それ以外のブラウザや OS での動作を確認します。また、ブラウザに依存した問題の可能性が高い場合には最新のバージョンで改善するかどうか確認します。
また、可能であれば事象が起きているユーザーが事象の発生していない別のコンピューターからサインインを行った場合の再現性も確認します。

4. 接続に使用する URL の確認
Outlook on the Web、Office 365 ポータルへサインインを行う際の URL に他のユーザーのサインイン情報などの不正な値が含まれている場合にエラー メッセージが表示されサインインできない場合があります。
特定ユーザーがサインインした状況で作成した [お気に入り] などを使用している場合や検索エンジンから Office 365 のサインイン ページを参照している場合に発生することが確認されています。その場合以下のような正式な形式の URL をブラウザに直接入力することで正常にサインイン可能かどうか確認ください。

Title: outlook web app
URL:  https://outlook.office365.com

Title: office 365 サインイン ページ
URL:  https://portal.office.com

5. シンプルなブラウザ構成での動作確認
Web ブラウザのキャッシュの クリア、および プライベート ブラウジング でアクセスを試みた場合の再現性を確認します。ここで解消する場合にはブラウザが保持している一時的なデータに問題がある可能性が考えられます。

・Microsoft Edge の場合

- Microsoft Edge のキャッシュをクリアする方法
1. Microsoft Edge を起動します。
2. 画面右上の […] - [設定] の順にクリックします。
3. [閲覧データのクリア] 欄から 「クリアするデータの選択」 をクリックします。
4. [閲覧データのクリア] 画面で、[キャッシュされたデータとファイル] にチェックを入れ、[クリア] をクリックします。
5.  「すべてクリアされました」 と表示されたら削除が完了しています。画面上部の [<<] をクリックするか、ブラウザのメイン画面をクリックして設定画面を閉じます。

- Microsoft Edge の InPrivate ブラウズを利用する方法
1. Microsoft Edge を起動します。
2. 画面右上の […] - [新しい InPrivate ウィンドウ] の順にクリックします。

・Internet Explorer の場合
- Internet Explorer のキャッシュをクリアする方法
1. Internet Explorer を起動します。
2. [ツール] - [インターネットオプション] の順にクリックします。
3. [全般] タブ内の「閲覧の履歴」内の [削除] ボタンをクリックします。
4.閲覧の履歴の削除ウィンドウの一番上にある [お気に入り web サイトデータを保持する] のチェックを外します。
5. その他のチェックボックスのチェックを全てチェックし、[削除] ボタンをクリックします。
6. [OK] をクリックし、一度起動されているブラウザを全て閉じます。

- Internet Explorer の InPrivate ブラウズを利用する方法
1. Internet Explorer を起動します。
2. [ツール] メニューから [InPrivate ブラウズ] を選択します。

・Mozilla Firefox の場合

Mozilla Firefox のキャッシュをクリアする方法、プライベート ブラウジングを利用する方法は、下記公式情報を参考に操作ください。

参考情報:
Title: Firefox のキャッシュを消去するには | Firefox ヘルプ - Mozilla Support
URL: https://support.mozilla.org/ja/kb/how-clear-firefox-cache

Title: 最近の履歴を消去する | Firefox ヘルプ - Mozilla Support
URL: https://support.mozilla.org/ja/kb/delete-browsing-search-download-history-firefox

Title: プライベートブラウジング - 履歴を残さずに Firefox を使用する
URL: https://support.mozilla.org/ja/kb/private-browsing-use-firefox-without-history

・Google Chrome の場合

Google Chrome のキャッシュをクリアする方法、プライベート ブラウジングを利用する方法は、下記公式情報を参考に操作ください。

参考情報:
Title: キャッシュと Cookie の消去
URL: https://support.google.com/accounts/answer/32050?co=GENIE.Platform%3DDesktop&hl=ja

Title: プライベート ブラウジング
URL: https://support.google.com/chrome/answer/95464?hl=ja&co=GENIE.Platform=Desktop


6. Microsoft Edge と Internet Explorer のリセット

Microsoft Edge や Internet Explorer の設定に問題がある場合、リセットを行うことで回避する場合があります。
※ Internet Explorer の設定のリセットによって、Microsoft Edge の設定も同時にリセット (初期化) されます。様々な設定が既定の設定に戻りますので、この手順を実施する前に現在の設定等を確認ください。
※ Internet Explorer の既定のリセットによって、以前に格納した Cookie、フォーム データ、パスワードを利用するいくつかの Web ページ、または以前にインストールしたブラウザ アドオンは正しく機能しなくなる可能性があります。
※ Internet Explorer を既定の設定にリセットしても、登録済のお気に入り、フィード、およびその他のいくつかの個人用設定は削除されません。

1. Internet Explorer メニューバーにて [ツール] - [インターネット オプション] をクリックします。または、[スタート] – [Windows システムツール] - [コントロール パネル] の順にクリックします。
2. [詳細設定] タブで [Internet Explorer の設定をリセット] 内の [リセット] をクリックします。
3. [Internet Explorer の設定をすべてリセットしますか?] と表示されますので [個人設定を削除する] にチェックを入れて [リセット] をクリックします。
4. リセットが完了いたしましたら、[閉じる] のボタンをクリックします。
5. 利用しているブラウザ (Microsoft Edge または Internet Explorer) を再起動します。
※ コンピューターの再起動を求めるメッセージが表示された場合は、コンピューターを再起動します。


7. 信頼済みサイトへの登録
Office 365 が使用するサイトを信頼済みサイトに登録した後、サインイン問題が改善するか確認します。以下は Internet Explorer での設定例です。

※ FQDN secure.aadcdn.microsoftonline-p.com は、クライアントの IE 信頼済みサイト ゾーン内にない場合は機能しません。
※ Internet Explorer または Microsoft Edge を使用している場合は、ファースト パーティとサード パーティの Cookie を有効にして、信頼済みサイトにチームの FQDN を追加する必要があります。
※ FQDN 内に '<tenant>' を含む '.sharepoint.com' のすべての FQDN は、クライアントの IE 信頼済みサイト ゾーンに内にない場合は機能しません。
※ Yammer のすべての FQDN は、クライアントの IE 信頼済みサイト ゾーン内に存在しない場合は機能しません。

1. Internet Explorer メニューバーにて [ツール] - [インターネット オプション] をクリックします。
2. [セキュリティ] タブで [信頼済みサイト] を選択して[サイト] をクリックします。
3. 以下のアドレスを入力し、入力ごとに [追加] をクリックします。
https://*.office365.com
https://*.microsoftonline.com
https://*.windows.net
*.login.windows.net
*.login.microsoftonline.com
https://*.secure.aadcdn.microsoftonline-p.com


8. ネットワーク環境について

プロキシ サーバーやファイアーウォールで制限をかけてご利用されている場合、それらの機能によって、Office 365 が利用している接続先へのアクセスが妨げられてしまう可能性がございます。Office 365 へアクセスする際の IP アドレスや URL と <https://endpoints.office.com/endpoints/worldwide>に記載の IP アドレスや URL を照合いただき、全て疎通可能か確認ください。

 

※ ファイアーウォール設定をされている場合は、ポート 443 と 80 をブロックするファイアーウォールがないことをご確認ください。

<Office 365 で利用される URL および IP アドレス>
※ 2018 年 10 月 2 日以降、新しい web サービスによる情報提供が予定されております。最新の情報については下記公開情報を参照ください。

Title: Office 365 エンドポイントを管理する >Web サービス
URL: https://support.office.com/article/99cab9d4-ef59-4207-9f2b-3728eb46bf9a#webservice

1. Internet Explorer を起動します。
2. [ツール] から [インターネットオプション] を選択します。
3. [接続] タブから [LAN の設定] をクリックします。
4. プロキシ サーバー欄の、[ローカル アドレスにはプロキシ サーバーを使用しない] のチェックを外します。
5. [OK] - [OK] で設定を完了します。
6. コンピューターを再起動します。


9. 終わりに

これまでにご案内させていただいた切り分け結果を行っても解消しない場合には、行っていただいた切り分け項目の内容、また採取いただいた情報を添えてサポート窓口までお問い合わせください。
お問い合わせいただく際に必要となる情報につきましては下記公開情報にてご案内しておりますので併せてご確認ください。

Title: Office 365 サポートにお問い合わせいただく際に事前に確認いただく内容
URL: https://blogs.technet.microsoft.com/exchangeteamjp/2018/08/02/when-starting-new-sr/

引き続き Office 365 をよろしくお願いいたします。

Online Services Support team_Microsoft

 

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最終更新日 2019年6月14日 表示 65,486 適用先: