Office が起動しない ・ 動作が停止する場合に、アドインに要因があるか調べる方法

テクニカル レベル : 基本

概要

以下の現象が起こる場合、Office セーフ モードとアドインを無効にする方法を使い、症状が発生する要因の切り分けを進めることができます。


・ Office アプリケーションが起動しない
・ 利用中に Office アプリケーションが動作停止する


この記事では Office セーフ モードの起動方法と、Office セーフ モードで起動が可能な場合に、アドインに要因があるかどうかを確認する手順を紹介します。


詳細

Office セーフ モードでは、起動時に自動的に読み込まれる機能が制限されます。
Office セーフ モードで起動することで、読み込まれる機能が要因になっていないかを切り分けることができます。

Office セーフ モードで現象が起こらない場合、アドインが要因になっていないかを確かめておくことで要因の切り分けを進めやすくなります。

このページでは、Excel 2010 と PowerPoint 2013 を例にして、Office セーフ モードの起動方法と要因になっているアドインはないかを調べる方法を紹介します。

参考ページ : Office セーフ モードで作業する
https://support.office.com/ja-jp/article/dedf944a-5f4b-4afb-a453-528af4f7ac72

※ 入力するコマンドを変更すると、他の Office アプリケーション (Word、Outlook、Access) でも同様にセーフ モードで起動できます。また、要因になっているアドインがあるかどうか確認する作業も同様の手順でできます。

各アプリケーションを Office セーフ モードで起動するコマンドは、こちらのページで紹介しています。
https://support.office.com/ja-jp/article/Office-2013-52bd7985-4e99-4a35-84c8-2d9b8301a2fa?ui=ja-JP&rs=ja-JP&ad=JP



【Excel 2010 の場合】

■ Office セーフ モードで起動する方法

Windows 7 の場合は [スタート] ボタンをクリックして、 [プログラムとファイルの検索] の枠内に半角で excel /safe と入力して Enter キーを押します。 (excel と / の間には、半角スペースを入れます)



Office セーフ モードで正常に起動・動作する場合は、要因になっているアドインはないかを調べておくために次の手順に進みます。


COM アドイン、Excel アドインが現象の要因となっているかを調べる方法

1. [ファイル] タブをクリックして、 [オプション] から [アドイン] をクリックします。

2. [管理] ボックスの一覧の [COM アドイン] を選択して、[設定] から COM アドイン画面を開きます。



3. 一覧のアドインのチェックをすべて外して、[OK] をクリックします。



4. Excel を終了し、通常起動します。

COM アドインのチェックを外すことで Excel 2010 が正常に起動・動作する場合、いずれかのアドインに要因があると考えられますので、どのアドインが原因になっているかを絞り込む作業を行います。

※ COM アドインのチェックを外して再現する場合は、手順 5 に進んでください。

無効にした COM アドインを 1 つずつ有効にし、その都度 Excel の動作を確認します。
アドインを有効すると現象が再現する場合、その COM アドインが原因になっていると判断できます。



COM アドインに要因となるアドインが見つからない場合は Excel アドインについても確認します。
※ 手順 1 ~ 4 で原因のアドインを特定できた場合、手順 5 以降を行う必要はありません。

5. Office セーフ モードで起動し、[ファイル] タブ > [オプション] > [アドイン] の順にクリックします。

6. [管理] ボックスの一覧の [Excel アドイン] を選択して、[設定] ボタンクリックから Excel アドイン画面を開きます。



7. 有効なアドインのチェックをすべて外して OK をクリックし、 Excel を終了させて通常起動します。



8. 正常に起動・動作する場合は、再度 Excel アドイン画面を開きます。

9. 無効にした Excel アドインを 1 つずつ有効にし、都度 Excel の動作を確認します。
アドインを有効すると現象が再現する場合、その Excel アドインが原因になっていると判断できます。




【PowerPoint 2013 の場合】

Office セーフ モードで起動する方法

Windows 8.1 の場合は Windows キー + R キーを押して、[ファイル名を指定して実行] を表示します。
[名前] の入力欄に powerpnt /safe と入力して、Enter キーを押して起動します。 (powerpnt と / の間には、半角スペースを入れます)



Office セーフ モードで正常に起動・動作する場合は、要因になっているアドインはないかを調べておくために次の手順に進みます。

COM アドイン、PowerPoint アドインが現象の要因となっているかを調べる方法

1. [ファイル] タブをクリックして、[オプション] から [アドイン] をクリックします。

2. [管理] ボックスの一覧の [COM アドイン] を選択して、[設定] ボタンから COM アドイン画面を開きます。



3. 一覧のアドインのチェックをすべて外して、[OK] をクリックします。



4. PowerPoint を 終了し、通常起動します。

COM アドインのチェックを外すことで PowerPoint 2013 が正常に起動・動作する場合、いずれかのアドインに要因があると考えられますので、どのアドインが原因になっているかを絞り込む作業を行います。

COM アドインのチェックを外して再現する場合は、手順 5 に進んでください。


無効にした COM アドインを 1 つずつ有効にし、その都度 PowerPoint の動作を確認します。
アドインを有効すると現象が再現する場合、その COM アドインが原因になっていると判断できます。



COM アドインに要因となるアドインが見つからない場合は PowerPoint アドインについても確認します。

※ 手順 1 ~ 4 で原因のアドインを特定できた場合、手順 5 以降を行う必要はありません。

5. Office セーフ モードで起動し、[ファイル] タブ > [オプション] > [アドイン] の順にクリックします。

6. [管理] ボックスの一覧の [PowerPoint アドイン] を選択して、[設定] ボタンクリックから PowerPoint アドイン画面を開きます。



7. 有効なアドインのチェックをすべて外して OK をクリックし、 PowerPoint を終了させて通常起動します。



8. 正常に起動・動作する場合は、再度 PowerPoint アドイン画面を開きます。

9. PowerPoint  アドインが複数ある場合は 1 つずつ有効にし、都度 PowerPoint の動作を確認します。
アドインを有効すると現象が再現する場合、その PowerPoint  アドインが原因になっていると判断できます。

迅速丁寧、かつ無駄なくわかりやすく教えて下さりまことにありがとございました。

おかげさまでエクセルアドインの分析ツールが、マクロの動作を妨げていることがわかりました。

 
 

フォーラム記事情報


最終更新日 2020年7月11日 表示 39,044 適用先: